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バレンタインに“ちょこ”贈ろう 京都の伝統産業若手職人

京都市内で伝統産業製品に携わる若手職人でつくる「KYO-MONO is COOL!プロジェクト実行委員会」は、2月14日のバレンタインデーに向け、京焼・清水焼のちょこと西陣織のちょこ袋、京都の日本酒をセットで贈ることができる専用のギフトパッケージをつくった。市内や東京でPRし、チョコレートの代わりにちょこを贈る新習慣の発信を目指す。

パッケージは赤を基調とした円筒状(直径10・2センチ、高さ36・5センチ)で、3段に分かれる。上から1段目はちょこ、2段目にはちょこ袋、3段目は日本酒の小瓶が収まる構造となっており、好みに合わせた組み合わせでプレゼントできる。

同実行委は京都の伝統産業製品をより活用してもらおうと、今年からバレンタインデーの贈り物に京焼・清水焼のちょこなどを選ぶ「My猪口(ちょこ)を贈ろう!」キャンペーンを展開している。「ちょこと日本酒などをセットでプレゼントしやすいよう、箱も提案できれば」と開発した。

27日まで、下京区の京都駅ビル2階のイベントスペースでギフトパッケージを展示している。近くのギャラリーカフェ京都茶寮では24日から2月26日まで実行委メンバーが制作したちょこなどが販売され、無料でギフトパッケージに包んでもらえる。東京では2月にイベント会場や百貨店で同様に販売がある。

同実行委の谷口良孝実行委員長(36)は「キャンペーンは5年、10年先までを見据えており、今後はギフトパッケージの改良も重ねていきたい」と話している。

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150122000062
参照元記事 / 京都新聞

ちょこやちょこ袋、日本酒をセットでプレゼントできるギフトパッケージ(左端)=京都市中京区の市役所 / 京都新聞

ちょこやちょこ袋、日本酒をセットでプレゼントできるギフトパッケージ(左端)=京都市中京区の市役所 / 京都新聞

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