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たたら製鉄で火入れ式、日本刀の原料作り / 島根

昔ながらの製鉄技術「たたら吹き」を使い、日本で唯一、日本刀の原料となる玉鋼を生産する島根県奥出雲町の製鉄所「日刀保たたら」で21日、今年初めて砂鉄を炉に投入する火入れ式があった。

神事の後、職人が炉に木炭を入れて「初種」と呼ぶ砂鉄を投入すると、炎が大きく燃え上がった。

たたら吹きは「ふいご」と呼ぶ足踏み式の送風機で炉に風を送って高温を保ち、良質の鋼を作り出す製鉄技術。炉の温度は最高約1500度になる。

職人12人が交代しながら三日三晩休まずに木炭と砂鉄を繰り返し入れ、最終日には炉を壊して鋼を取り出す。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150121000083
参照元記事 / 京都新聞

日刀保たたらの火入れ式で炉に砂鉄が投入され、燃え上がる炎=21日午後、島根県奥出雲町 / 京都新聞

日刀保たたらの火入れ式で炉に砂鉄が投入され、燃え上がる炎=21日午後、島根県奥出雲町 / 京都新聞

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