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「円座祭り」新年の幸願う 鬼役の少年ら駆け回る / 佐賀

室町時代から続く新春行事「円座祭り」が17日、太良町大浦の竹崎観世音寺で行われた。地元の小中学生12人が、稲わらで編んだ円座を空高く放って青竹で突き、新年の幸福を願った。

円座祭りは、同寺で正月2、3日に開かれる国の重要無形文化財「修正会鬼祭」に似せて子どもたちが行う。参道下の境内で上半身裸になり、墨汁で好きな言葉や絵を書き合った後、先を削った約5メートルの青竹を手に本堂前に登場。鬼祭の目玉「鬼攻め」のように、鬼役の中学生らが円座を持って逃げ回ると、ほかの子どもたちが追い掛けて体をたたき合った。

この後、青竹を持って輪になり、円座を何度も放り投げて突き合った。うまく刺さると、周囲で見守っていた地域住民らから歓声が湧いた。最後は円座を本堂の屋根に放り投げ、祭りを終えた。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/148604
参照元記事 / 佐賀新聞

円座を高く放り投げ、青竹で突く子どもたち=太良町大浦の竹崎観世音寺 / 佐賀新聞

円座を高く放り投げ、青竹で突く子どもたち=太良町大浦の竹崎観世音寺 / 佐賀新聞

鬼役の少年らが円座を持ち、本堂の周囲を駆け回った=太良町大浦の竹崎観世音寺 / 佐賀新聞

鬼役の少年らが円座を持ち、本堂の周囲を駆け回った=太良町大浦の竹崎観世音寺 / 佐賀新聞

 

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