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伝統優美、ひな人形 盛岡の2施設で公開

段飾り「和」の世界 一ノ倉邸

盛岡市安倍館町の市保護庭園一ノ倉邸(いちのくらてい)で3月3日まで、ひな人形展「ひな遊ぶ」が開かれ、邸内を華やかに彩る人形が来場者の目を引き付けている。

江戸時代から昭和までの人形約350体を展示。メーンとなる大広間では、貴重な享保(きょうほう)びなを含む段飾りを紹介。天井から下がる和傘とミズキ団子風の飾りが人形の穏やかな表情を引き立てている。

飾り付けを担当した一ノ倉邸管理保存委員会の西郷和子会長は「『おかげさま』と『ありがとう』をテーマに、感謝の柔らかい心を表した」と展示の意図を語る。

午前10時~午後3時。3月2、3日を除き毎週月、火曜日は休み。入場無料。

 

数百体がお出迎え 南昌荘

盛岡市清水町の市保護庭園・南昌荘で6日、ひなまつりが始まった。多彩なひな人形が来場者を楽しませている。3月3日まで。

数百体の人形は県内外約40の個人・団体から借りた。建物全体に江戸時代の人形から現代の創作びなまで展示。中でもキビの粒に描いたミニチュアびなは、緻密な手作業に驚かされる。

南昌荘を所有するいわて生協の南昌荘担当・牧野典子さん(58)は「探検のような気分で『ここにもおひなさまが』と見てくれたらうれしい」と力を込める。

午前10時~午後4時。3月2、3日を除く毎週月、火曜日は休み。入園料は大人200円、小中学生100円。東日本大震災の罹災(りさい)証明書持参者は無料。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150207_4
参照元記事 / 岩手日報

大広間を華やかに演出した一ノ倉邸のひな人形展「ひな遊ぶ」 / 岩手日報

大広間を華やかに演出した一ノ倉邸のひな人形展「ひな遊ぶ」 / 岩手日報

多彩なひな人形が来場者を楽しませる南昌荘のひなまつり / 岩手日報

多彩なひな人形が来場者を楽しませる南昌荘のひなまつり / 岩手日報

 

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