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播州三大祭り「厄除大祭」始まる 加古川・八幡神社 / 兵庫

「宗佐の厄神さん」として親しまれる兵庫県加古川市八幡町野村の八幡神社で18日、「厄除大祭」が始まった。参道では大勢の参拝客が長い列をつくり、一年の無病息災を祈った。本宮は19日にある。

同神社の厄除大祭は播州三大祭りの一つ。奈良時代、天皇に仕えていた和気清麻呂が宇佐八幡宮(大分県)に向かう途中で刺客に襲われたが、この神社に現れた一匹の大イノシシに助けられたという故事に由来するという。

神楽殿では、日夜厄払いの祈祷が行われ、厄年の男女らが次々と参拝。神職の男性が厳かに祝詞を奏上し、鈴を持った巫女が優美に舞った。元旦から空き巣の被害に遭ったという小野市の会社員(40)は「新年早々えらいことで、(厄払いに)絶対に来ようと決めていた。しっかり祈祷を受けられたので、ちょっと安心」と笑顔を見せた。

大祭が終わると徐々に暖かくなるため、播磨の春の訪れを告げる祭りとも呼ばれる。まだ風が冷たい中、参道や境内にずらりと並んだ出店は、家族連れらでにぎわっていた。

19日は午前8時~午後9時まで祈祷を受け付ける。

http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201502/0007751007.shtml
参照元記事 / 神戸新聞NEXT

日夜厄払いの祈祷が続き、巫女が神楽を舞った=加古川市八幡町野村 / 神戸新聞NEXT

日夜厄払いの祈祷が続き、巫女が神楽を舞った=加古川市八幡町野村 / 神戸新聞NEXT

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