「第４回唐津やきもん祭り」が２９日、唐津市中心市街地を舞台に開幕する。「食と器の縁結び」をテーマに、唐津焼だけでなく唐津の豊かな食や酒も楽しめる多彩なイベントが企画されている。唐津くんちの曳山（ひきやま）巡行ルート沿いの古民家でも展示会があり、唐津の風情ある町並みも楽しめそうだ。５日まで。
唐津市魚屋町の古民家を改装した「ギャラリー魚や町」では、岡本作礼さんや安永頼山さんら７人の作家による「ふだんづかいの器展」を開催。日常食器を中心に約３００点が並ぶ。
会場は明治時代に建設された築１４０年ほどの古い商家。展覧会を企画した優志結社の岡部優作さん（３１）は「唐津焼の雰囲気は古い建物が持つ空間によく合う。器との調和も楽しんでもらえたら」と話す。
会場には手作りの木工家具や盆栽も展示し、茶菓子とともにお茶やコーヒーを味わえるコーナーもある。２９日午後２時からは笑福亭鶴瓶さん門下の笑福亭瓶二さんによる「唐津やきもん寄席」（木戸銭２千円、当日参加可）も開かれる。問い合わせは岡部さん、電話０８０（１７１９）６５４８。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/181610
参照元記事 / 佐賀新聞
古民家を改装した会場で、唐津焼の普段使いの器を集めた展示会を開く岡部優作さん＝唐津市魚屋町のギャラリー魚や町 / 佐賀新聞
唐津くんちの曳山の巡行ルートにある古民家を改装したギャラリー魚や町 / 佐賀新聞
