Exhibition

久月人形学院:浅草で作品展 木目込み人形や押し絵100点を展示

久月が運営している久月人形学院は、東京・浅草の「浅草文化観光センター」で、同学院の先生や生徒たちが製作した人形作品約100点を展示する「第3回 春の作品展」を開催している。入場は無料で、30日まで。

作品展は日本の伝統文化や伝統工芸の魅力をアピールすることを目的に、毎年11月に開催しており、2013年から春にも実施。春の作品展は今年で3回目で、過去2回はいずれも2000人を超える来場者を記録したという。

会場には、木目込み(きめこみ)人形と呼ばれる、木材で作られた胴体に溝を掘り、その溝に布を押し込んで衣装を着せて仕立てた人形や、厚紙に生地を貼り付け、その中に綿を入れて立体感を出した押し絵など、全国の生徒や講師が手掛けた作品が展示されている。

作品展と併せて、木目込み人形作りや押し絵が体験できる講習会も実施。期間中の休日(26、29日)に開催され、参加には教材費として500円がかかる。初日の25日には、展示作品を興味深そうに見入ったり、講習会で実際に木目込み作品を作るなど、来場者の楽しむ姿も見られた。

同学院の橋本克己事務局長は「木目込み人形や押し絵という伝統文化を多くの人にもう一度再認識してほしい。自分たちで作る手芸の楽しさを感じてほしい」と話している。

http://mainichi.jp/bizbuz/news/20150425dog00m020052000c.html
参照元記事 / 毎日新聞

久月人形学院が開催している「第3回 春の作品展」 / 毎日新聞

久月人形学院が開催している「第3回 春の作品展」 / 毎日新聞

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