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ミラノ万博「京都ウィーク」スタート 料理や日本酒、魅力発信

【ミラノ(イタリア)報道部】京都府、京都市、京都商工会議所は7日、イタリア・ミラノで開催中のミラノ国際博覧会(万博)で、京都の食文化や伝統工芸をアピールする「京都ウイーク」を、日本館を会場に始めた。11日までの5日間、京料理の実演や日本酒、日本茶の試飲などで京都を広く発信する。

3者でつくる実行委が開いたオープニングイベントでは、山田啓二知事、門川大作市長、立石義雄京商会頭らがたる酒の鏡開きをし、京都産の酒米「祝(いわい)」を使用した日本酒を来場者に振る舞った。宮川町の芸舞妓も舞を披露し、会場を華やかに彩った。

期間中、館内で日本食レストランを運営する美濃吉(京都市東山区)の料理人が、だしの取り方などを実演する。京都府酒造組合連合会が用意した日本酒や日本茶を提供するほか、来場者向けの茶道体験、西陣織の職人によるつづれ織りの実演を行い、京都のさまざまな魅力をPRする。

山田知事は「日本の食といえば京都。ミラノ万博が京都の食や日本酒がしっかりとした地位を確立するきっかけになればと思う」と話した。

ミラノ万博は「食」がテーマ。和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、京料理や日本食への関心が高まることが期待されている。

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150607000132
参照元記事 / 京都新聞

来場者に日本酒を振る舞う芸舞妓(イタリア・ミラノ万博) / 京都新聞

来場者に日本酒を振る舞う芸舞妓(イタリア・ミラノ万博) / 京都新聞

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