Exhibition

今昔のちりめん細工が千点 日本玩具博物館で特別展

伝統手芸「ちりめん細工」の魅力を紹介する特別展「ちりめん細工の今昔」が日本玩具博物館(兵庫県姫路市香寺町中仁野)で開かれている。江戸時代後期から現代までの約千点を展示。時代ごとに異なる色合いやデザインが、来館者の目を楽しませている。30日まで。

ちりめん細工は、江戸後期に武家や富裕層の女性が着物の端切れで作った袋物や小箱などが起こりとされる。明治、大正期に女学校の家庭科教材に採用されて普及した。

展示では、ちりめん細工の桃や小鳥、ウサギや金魚などを糸につるして飾る「つるし飾り」のほか、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師・豊原国周の役者絵を図案にした袋物が目を引く。

井上重義館長(76)は「日本の手芸文化の高さを作品や資料を見て感じてほしい」と話している。

午前10時~午後5時。大人600円、大学・高校生400円、4歳以上200円。同館TEL079・232・4388

http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/201506/0008159950.shtml
参照元記事 / 神戸新聞NEXT

華やかなちりめん細工を用いた「つるし飾り」が並ぶ展示=日本玩具博物館 / 神戸新聞NEXT

華やかなちりめん細工を用いた「つるし飾り」が並ぶ展示=日本玩具博物館 / 神戸新聞NEXT

 

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