国内外の世界遺産を、組み立て玩具「レゴブロック」で再現、紹介する企画展が１８日、長崎市立山１の長崎歴史文化博物館で始まった。世界遺産に今月登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成施設「端島炭坑」（軍艦島）など、細部まで作り込まれた作品を来場者がカメラに収めていた。
アテネのアクロポリス（ギリシャ）、厳島神社（広島県）など、ブロックで作った２７カ国の世界遺産が並ぶ。博物館によると、ブロック６０００個を使った軍艦島は完成まで１５日間かかった。高層建物群などが精密に表現されている。世界遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成施設「大浦天主堂」とともに、長崎だけの限定展示という。
母親と訪れた長崎市の小学３年、大石将誠君（９）は「軍艦島は、がれきまで再現されていて、すごかった」と感心した様子だった。企画展は８月３１日まで。入場料は高校生以上７００円▽小中学生５００円。
http://mainichi.jp/select/news/20150720k0000e040136000c.html
参照元記事 / 毎日新聞
レゴブロックで作った軍艦島＝長崎市の長崎歴史文化博物館で２０１５年７月１８日、小畑英介撮影 / 毎日新聞
