極彩色の巨大灯籠に明かりがともり、日の沈んだ宵闇を彩る―。津軽の夏の風物詩「青森ねぶた祭」が2日、開幕した。太鼓や笛の音が鳴り響く中、大勢のハネト(踊り手)を引き連れて大通りを練り歩くねぶたの勇姿に、全国から詰め掛けた観客が酔いしれた。
祭りの主役のねぶたは、武者同士の戦いなど躍動感あふれる題材を、和紙や針金を使って表現した色鮮やかな人形灯籠だ。大型のねぶたは台車を含めて高さ約5メートル、重さ約4トンにもなり、1台を30人前後で引き回す。
ねぶたが観客の前を通ると、沿道からは歓声と拍手が上がった。ハネトも「ラッセラー」と跳びはね、祭りを盛り上げた。(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015080201001445.html
参照元記事 / 東京新聞