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橋上に炎の大輪 南牧村「大日向の火とぼし」 / 群馬

国指定選択無形民俗文化財に指定され、県内最大の火祭りともいわれる南牧村のお盆の奇祭「大日向(おおひなた)の火とぼし」が十四日夕、南牧川にかかる大日向橋であり、県内外から大勢の見物客が訪れた。十五日も行われる。

祭りの起源は諸説あるが、同所が小幡領だった戦国時代、圧政に苦しんでいた領民が攻め入った武田信玄方に加勢し小幡軍は敗走。勝利の喜びを「火祭り」の形で伝承したともいわれ、約四百五十年以上の歴史を持つ。現在は、お盆の御霊(みたま)祭りとして行われている。

橋上で地区の住民らが、約三メートルの縄をつけた直径約五十センチの麦わらのたいまつに火をつけ、欄干から身を乗り出して豪快に振り回して炎の大輪を描いた。

十五日は、橋から安養寺までネリと呼ばれるお囃子の行列もある。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20150815/CK2015081502000164.html
参照元記事 / 東京新聞

橋上に描かれた炎の大輪=南牧村で / 東京新聞

橋上に描かれた炎の大輪=南牧村で / 東京新聞

 

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