こんにちは!
着物アドバイザーの坪井梨絵子です。
朝晩の冷え込み方が冬らしくなってきましたね。
寒がりの私は戦々恐々です。
12月最大のイベントといえば、もちろんアレですよね。
冬至や天皇誕生日や大晦日なんかもありますが、
盛り上がるものとなるとやはりクリスマスがダントツです。
シーズン中は小物にクリスマスカラーやアイテムを取り入れて、
さりげなく浮かれるのが大人の楽しみ方(私見です)。
モミの木やサンタクロースのアクセサリーを
帯留め代わりにしたり、
ラメの入った端切れを半衿にしてみたり。
星型のかんざしを挿すのもいいですね。
くどくならないよう、
1~2アイテム程度をポイントづかいにすると
ちょうどよい気がします。
クリスマス直前~当日なら、
真っ赤な無地着物+白が基調の帯
+緑の帯締め帯揚げ+金色の帯留め・・・と、
コッテコテのクリスマスコーデも可愛いですよ。
さて、画像は
緑色地の更紗柄の着物に麻の葉柄の染め帯です。
更紗柄というのが元々は舶来の模様ですし、
何となく洋風の雰囲気を醸し出していなくもない・・・ような。
(舶来と言ってもインド起源ですが)
シカ柄の帯をトナカイと言い張って締めようかとも思いましたが、
幸いにも質感が合わなくてやめました。
帯留めは手作りです。
サンタクロースは紙にペンで描いたものに
ボンドを乗せて厚みを出した上に透明なネイルカラーを塗って防水。
星はボンドのみで作った上にラメ入りネイルカラーを塗って完成です。
ボンドをもっとこんもりと盛り上げた方が可愛いし
帯留めらしくなるのですが、乾くのに何日もかかります。
今回は急に思いついたのもあって薄めで失礼・・・。
子供の頃やっていた一人遊びで、
机にボンドを垂らして乾かして、上や裏を色ペンで塗り、
机からはがして半透明の色味を眺めて楽しむ、というのがありました。
授業中に何をやっているんだという話ですが、
まさか大人になってから役に立つとは。
気を付けているのは、
ツルツルした台にボンドを垂らすこと(後ではがしやすい)と、
ボンドは水溶性なので最後に何かしら塗って防水することぐらい。
グルーガン(樹脂を溶かして使う接着剤)を持っている方は、
防水が不要なのでもっと簡単にできますよ。
ちょっとコツはいるものの慣れれば簡単に作れますから、
ぜひ挑戦してみてくださいね。
**********************************
坪井 梨絵子(ツボイ リエコ)
着物アドバイザー
イラストレーター
日本伝統文化コーディネーター
**********************************
でんみらブログ(2015.12.22)