大人数で竹の水鉄砲を撃ち合う「やましろの国いっき祭り」が27日、京都府精華町精華台のけいはんな記念公園で開かれた。参加者が2チームに分かれ、びしょぬれになりながら水を掛け合った。
山城青年会議所などの実行委員会が地域を盛り上げようと毎年開いており、今年は過去最多の700人が参加した。東西両軍に分かれ、双方の陣地にあるやぐらの上の紙製の的を水鉄砲で破った数を競った。
ほら貝を合図に「合戦」が始まると、一列に並んで対峙(たいじ)した両軍が一斉に水鉄砲を発射し、水のアーチが交差した。やぐらの上には甲胄姿の武将役が待ち構え、駆け寄ってきた参加者に同じ竹の水鉄砲で迎え撃った。
10歳以下の子ども限定の試合もあった。最後には、山城国一揆にちなんで悪役の大名軍に子ども全員で水をかけ、会場は大歓声と水しぶきに包まれた。
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140728000031
参照元記事 / 京都新聞