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未知の細道 ひとり伝統を守り続ける日本最後の鷹匠 孤高の道を鷹とともに (前編)

タイムスリップ。

一言で表すなら、そんな気分だった。 僕は日本最後の鷹匠、松原英俊さんの取材を終えて、山形県の田麦俣集落というところから鶴岡の市街地に向けて車を走らせていた。

霊峰・月山の麓、深い山々に囲まれた田麦俣は大粒の牡丹雪が舞い散るように振っていて、フロンドガラスがすぐに真っ白になってしまうほどだった。 それが田麦俣を出てしばらくすると、突然、スイッチを切ったように雪が止み、ただの曇り空になった。

雪の境界線を越えた。 ただそれだけのことかもしれない。

でも、田麦俣で過ごした3時間が少し現実離れしていたから、雪の世界から抜け出した瞬間、どこか違う時空から現代に戻ってきたような気がして、思わず後ろを振り返った。

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http://www.driveplaza.com/travel/michinohosomichi/ver12/index.html
参照元記事 / ドラぷら 未知の細道

ドラぷら 未知の細道

ドラぷら 未知の細道

 

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