Craft News

本美濃紙のカレンダー2日発売 「100年使えるように」 / 岐阜

11月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された美濃市の「本美濃紙」製のカレンダー「暦」が、1月2日から、同市蕨生の美濃和紙の里会館で販売される。

薄くて柔らかみがあり、強度が高いのが特長の本美濃紙。企画・販売する美濃手すき和紙協同組合は「百年先まで使えるように」と、二〇一五年と曜日が同じ並びになる年の西暦年を二一一一年まで計十二年分、併記した。

一年の暦を一枚にまとめた形式で、縦九十八センチ、横六十六センチの大判。職人が紙をすく姿を描いた絵も手刷りされている。美濃市の市章にも採用されている長寿吉兆の象徴、亀甲型のシルエットが目を引くデザインに仕上がった。

同組合の長谷川聡さんは「従来の発想を転換した商品を出していくことで、若手の職人にもいい刺激を与えられるのでは」と期待する。和紙技術の継承に向けた取り組みの意味も込めた。

シリアルナンバー(製造番号)入りで限定百五十枚。値段は一万円。

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20141230/CK2014123002000004.html
参照元記事 / 中日新聞

2111年まで使える本美濃紙のカレンダー=美濃市役所で / 中日新聞

2111年まで使える本美濃紙のカレンダー=美濃市役所で / 中日新聞

Powered by: Wordpress