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発酵の食文化「祭り」で発信 上田で日本酒・みそなど紹介・販売 / 長野

北国街道の古い家並みが残る長野県上田市中央4の柳町で10日、さまざまな発酵食品を紹介・販売する初めての「柳町発酵祭り」が開かれた。地元住民らでつくる「柳町まちづくり協議会」が主催。日本酒、みそ、漬物、チーズなどを味わい、買い求める人たちでにぎわった。

柳町の通りに並ぶ造り酒屋「岡崎酒造」やみそ製造・販売の「武田味噌(みそ)醸造」、パン店「ルヴァン信州上田店」のほか、東御市の地ビール「オラホビール」製造の信州東御市振興公社やワイナリー(ワイン醸造所)「はすみふぁーむ」などが出店した。チーズの薫製をつまみに日本酒を楽しんだ吉原常義さん(68)=東御市加沢=は「香りが良くて意外と合いますね」。

発酵祭りは、1日から31日まで開いている「北国街道柳町新緑祭り」に合わせて開催。会場では日本酒、ワイン、ビールそれぞれの製造責任者3人によるトークイベントがあった。利き酒ができる「蔵開放」をこの日行った上田市下塩尻の沓掛酒造と柳町を結ぶシャトルバスも運行した。

祭りを企画した岡崎酒造専務の岡崎謙一さん(41)は「発酵の食文化を、地域の人や観光客に知ってもらう機会になればいい。来年以降も続けたい」と話していた。

http://www.shinmai.co.jp/news/20150511/KT150510SJI090001000.php
参照元記事 / 信毎web

みその量り売りなどもあった柳町発酵祭り / 信毎web

みその量り売りなどもあった柳町発酵祭り / 信毎web

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