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大学生発案、すっきり甘口の日本酒 滋賀・長浜「名産に」

滋賀県長浜市田根地区の地域おこしにつなげようと大学生が発案し、地元産の酒米を使って京都市伏見区の酒造会社が醸造した日本酒が今年も完成した。17日、地元関係者が長浜市役所を訪れ、「名産にしたい」とPRした。

田根地区では、里山や古民家の研究に米国のマサチューセッツ工科大(MIT)や慶応大、同志社大などの学生が訪れ、住民らと交流している。

数年前、MITに在学していた伏見区の酒造会社「北川本家」社長の長女が田根を訪ねた際、田根産酒米での酒造りを提案。昨年、同社と「田根地区・地域づくり協議会」の共同で、地元で栽培した「五百万石」を使って初めて醸造し、「美田根(みたね)」の名で販売した。

2年目の今年は、米の収量はやや少なめだったが無事に育った。酒は純米吟醸の生酒で、すっきりとした甘口に仕上がった。「ワインのように飲みやすく女性にもお勧め」と同協議会の川西章則代表理事(67)は話す。

滋賀県内や京都府内の一部酒販店で、1543円(720ミリリットル瓶)で販売している。500本限定。問い合わせは北川本家TEL075(611)1271。

 

田根酒『美田根』 Facebookページ

 

http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20141218000107
参照元記事 / 京都新聞

2年目の醸造となった日本酒「美田根」 / 京都新聞

2年目の醸造となった日本酒「美田根」 / 京都新聞

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