三朝温泉の新名物にしようと、「和紙灯(あか)り製作体験」が16日、鳥取県三朝町三朝のてりふり屋横の空き店舗で始まった。県内外から10人が参加し、フジカズラで作られた木枠に思い思いの因州和紙を貼り付け、自分だけの灯り製作を楽しんだ。
和紙灯りは、三朝温泉を舞台に製作された映画「恋谷橋」にも登場した照明オブジェ。旅館などにも置かれ、宿泊客が興味を示すなど関心が高かった。
冬季に温泉客に楽しんでもらおうと、開湯８５０年記念事業実行委が２月末までの毎週金、土曜日の午後１時半から実施する。
木枠は地元の山田長俊さん（66）が、フジカズラで製作。さまざまな形があるのが特徴で、参加者は木枠と和紙を選び型を取って貼り付けた。
倉吉市内から訪れた自営業の女性（54）は「和紙に興味があったので参加した。自宅に飾るのが楽しみ」と期待。町地域おこし協力隊の井上正樹さん（29）は「思った以上に反響がありうれしい。多くの人に体験してほしい」と話していた。
http://www.nnn.co.jp/news/150117/20150117003.html
参照元記事 / 日本海新聞
幻想的な和紙の灯りを自宅で楽しもうと製作に励む参加者ら＝１６日、三朝町三朝 / 日本海新聞
