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御殿飾りびなを初公開 京都国立博物館

京都市東山区の京都国立博物館で特集陳列「雛(ひな)まつりと人形」が21日から始まる。初公開の御殿飾りびななど約180点を紹介する。

同館のひな人形の展示は7年ぶり。会場には、かつて京都や大阪で好まれ、今ではほとんど見られなくなった「御殿飾り」のひな人形(2種類)などが並べられた。明治初期の御殿飾りは、内裏びなが住まう御殿を最上段に置き、精巧に作られた台所や調理用品などを下段に飾る点が特徴で、関西の町衆の文化を表している。

また、高さ約50センチもある享保びなや、公家の衣装を忠実に再現した有職びなも並び、江戸時代からの変遷をたどることができる。

ひな人形だけでなく、からくりを施した嵯峨人形、子どもの姿を模した御所人形、精密な細工の賀茂人形など京都ゆかりの品々も展示する。4月7日まで。有料。月曜休館。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150221000042
参照元記事 / 京都新聞

上段に御殿を、下段に台所道具などを配した御殿飾りびな(京都市東山区・京都国立博物館) / 京都新聞

上段に御殿を、下段に台所道具などを配した御殿飾りびな(京都市東山区・京都国立博物館) / 京都新聞

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