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秋田 「竿燈まつり」始まる

東北を代表する夏祭りの一つ、秋田市の「竿燈まつり」が3日から始まり、稲穂のように揺らめくおよそ280本の竿燈が夏の夜空を照らしました。

秋田市の「竿燈まつり」は、ちょうちんを付けた竹ざおを稲穂に見立てて高く掲げ、五穀豊じょうなどを祈る、江戸時代中期から続く行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

秋田市中心部の「竿燈大通り」では、午後7時半ごろ、合図とともに、これまでで最も多い279本の竿燈が一斉に揚がり、夏の夜空を黄金色に照らしました。

このうち「大若」と呼ばれる最も大きな竿燈は、竹ざおの長さが12メートルで、46個のちょうちんが付けられ、重さは50キロにもなります。

「差し手」と呼ばれる男たちが「ドッコイショー」という掛け声に合わせて、竿燈を手のひらから額や肩、それに腰に移し替える技を披露すると、見物客から大きな拍手や歓声が送られていました。

岐阜県から夫婦で観光に訪れた69歳の男性は「きのうのねぶた祭りに続いて秋田の祭りにも来ました。竹のしなりがすごくて、幻想的な光景が楽しめました」と話していました。

「竿燈まつり」は今月6日までの4日間行われ、例年並みのおよそ135万人の人出が見込まれています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150804/k10010177111000.html
参照元記事 / NHK NEWS WEB

秋田 竿燈まつり / NHK NEWS WEB

秋田 竿燈まつり / NHK NEWS WEB

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