Exhibition News

芭蕉や蕪村など江戸期俳人の俳画100点展示 伊丹で企画展

句と画のコラボレーションを楽しむ企画展「俳画のたのしみ 近世編」が兵庫県伊丹市宮ノ前2の柿衞(かきもり)文庫で開かれている。松尾芭蕉や与謝蕪村など、江戸時代に活躍した俳人の俳画約100点を3期に分け展示している。10月25日まで。

同文庫では1995~97年の3年間、俳画の特別展を開催。俳画の祖とされ、江戸時代初期に活躍した野々口立圃(りゅうほ)から同後期の小林一茶までの歴史を紹介した。今回はその特別展や出展作品について調査、検討、見直しを加え、約50点の初出品を交えて、俳画の新しい魅力を感じてもらおうと企画された。

芭蕉や蕪村など主要俳人の作品を中心に、俳画の歴史をたどる展示コーナーでは、いかだの上でかぶっていたかさが風によって飛ぶ様子を表した蕪村の「『いかだしの』句自画賛 筏士(いかだし)図」などを紹介。

また、「俳画で謎かけ」や「女の美は心か容姿か」など九つのテーマに分かれた展示のほか、低い鼻に太い眉毛のお多福を描いた俳画など個性豊かな作品も並んでいる。

午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)。月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休館)。一般700円。3日は専門家による関連講座もある。要申し込み。同文庫TEL072・782・0244

http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201510/0008450239.shtml
参照元記事 / 神戸新聞NEXT

個性豊かな俳人たちの俳画が並ぶ会場=伊丹市宮ノ前2 / 神戸新聞NEXT

個性豊かな俳人たちの俳画が並ぶ会場=伊丹市宮ノ前2 / 神戸新聞NEXT

Powered by: Wordpress