小松島市立江町青森の立江八幡神社で14日、秋祭りがあり、地元住民が市無形民俗文化財の立(たて)火(び)吹筒(ふきづつ)花火を奉納した。
吹筒花火は立江八幡宮煙火保存会員の手作り。火薬を詰めた長さ約1メートルの竹筒を、高さ6メートルの位置に仕掛けて点火した。火の粉が筒先から勢いよく吹き出し、空からシャワーのように降り注いだ。見物客は、花火の迫力と美しさに酔いしれていた。
祭りでは、立江小祇園囃子(ばやし)伝承教室の子どもによる祇園囃子も披露された。
吹筒花火の奉納は、立江八幡神社で江戸時代の天保年間から続くとされる伝統行事。毎年秋祭りで奉納されている。
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2014/09/2014_1410743029462.html
参照元記事 / 徳島新聞